嚥下や食支援の基本を、言語聴覚士がやさしくまとめたノート。
「唾液ぐらい誤嚥したって肺炎にはならない」は本当?
「唾液ぐらい誤嚥したって肺炎にはならない」 医療現場で働いていると、そのような言葉を耳にすることがあります。 確かに、この言葉には一理あります。 健康な人でも、眠っている間に少量の唾液が気道へ入り込む「微量誤嚥」は起きて […]
アイスクリームだけは食べられる…そんなことがあるのはなぜ?嚥下との関係を解説
「ほかのものは受けつけないのに、アイスクリームだけは食べられた。」 高齢の方や嚥下に課題のある方で、そんな場面に出会うことがあります。 実はこれは、単なる“好み”だけでは説明できないことがあります。 アイスクリームには、 […]
胃瘻があっても「口から食べる練習」はできる― 経管栄養と嚥下リハビリの関係 ―
前回の記事では、経鼻胃管と胃瘻はどちらも「口から食べられないときの代替栄養」であり、善悪で分けられるものではない、ということをお伝えしました。 今回はもう少し視点を広げて、 という点について整理してみたいと思います。 ※ […]
『胃瘻だけは嫌だ』と言われたときに知っておきたいこと― 経鼻胃管との違いとリスク ―
「以前から、胃瘻だけは嫌だって言ってたんです」 「以前から、胃瘻だけは嫌だって言ってたんです。」 選択を迫られたとき、家族からよく聞く言葉です。 口から食べられなくなったとき、残される選択肢は限られています。そして、その […]
ながら食べはなぜ体に負担になるのか ― 消化と自律神経のしくみから考える ―
食事のとき、テレビをつけたまま食べることはありませんか? 忙しい日常の中では、ごく自然な習慣かもしれません。「ながら食べ」は行儀の問題、マナーの話、あるいは集中力の話として語られることが多いです。 でも実はこの行動、消化 […]
誤嚥性肺炎と口腔ケア|食べていない時ほど大切な理由
口腔ケアは誤嚥性肺炎を防ぐための、欠かせないケアです。食べていない方でも、唾液誤嚥により肺炎を繰り返すことがあるため、「食べていない=ケア不要」は大きな誤解です。 突然ですが、みなさんは一日に何回歯磨きをしますか? 昼は […]
とろみ剤はなぜ必要?|むせを減らす仕組みと上手な使い方
どうしてとろみが必要か|嚥下リハビリでの活用法 とろみ剤とは? 今日は、嚥下リハビリでよく質問される とろみ剤の使用 について解説します。 とろみ剤とは、その名の通り水分にとろみをつける粉末状のものです。嚥下障害のある多 […]
「その人にとっておいしい」が飲み込みを支える|言語聴覚士が大切にしたいこと
「その人にとって美味しい」が嚥下を助ける 前回の記事でお伝えした通り、食べ物を「ごっくん」できるかどうかは、その人にとって美味しいかどうかが非常に重要なポイントです。今回は、臨床経験や日常のエピソードを交えて、「美味しさ […]
安全だけじゃない|嚥下リハビリで「おいしい」が大切な理由
嚥下訓練で大切にしたい「おいしさ」の力 病院や施設、在宅医療の現場で、言語聴覚士(ST)が関わる仕事の中でも、食べることが難しくなった方への訓練は大きな割合を占めます。 原因は脳卒中や加齢による筋力低下、舌や喉頭の手術後 […]








